「set_page_load_timeout」を実行することで、ページがロードされるまでの待ち時間を設定することが出来ます。
下記サンプルでは、GoogleTopページに遷移する前に、指定したドライバに対して「set_page_load_timeout」を実行しています。「set_page_load_timeout」の引数に数値(秒数)を指定することで、指定した待ち時間の間、ページ全体がロードされるまで待機します。しかし、引数に設定する待ち時間は、あくまでブラウザの読み込みエラーが発生しない時間内での待ち時間に設定する必要があります。
説明
◆メソッド ・set_page_load_timeout(time_to_wait) ◆使用形態 ・driver.set_page_load_timeout(time_to_wait) ◆備考 ・ブラウザの読み込みエラーが発生しない間の待ち時間設定 ・設定した待ち時間を越えてもページが完全にロードされない場合は、例外が発生 ◆関連項目 ・javascript実行が終了するまでの待ち時間を設定する ・指定したドライバの要素が見つかるまでの待ち時間を設定する
サンプル
from selenium import webdriver from selenium.webdriver.chrome import service #ChromeDriverのパスを変数に設定 CHROMEDRIVER = "D:\driver\chromedriver.exe" #ChromeDriverのstartとstopを制御するServiceオブジェクトを介してパスを渡す chrome_service = service.Service(executable_path=CHROMEDRIVER) #Chromeを起動 driver = webdriver.Chrome(service=chrome_service) #ページが完全にロードされるまで最大で5秒間待つよう指定 driver.set_page_load_timeout(5) try: #指定したURLに遷移する driver.get("https://google.co.jp/") #5秒以内にページが完全にロードされた場合は以下を出力 print("The page was loaded in time!") except: #ページが完全にロードされるまで5秒以上かかる場合は以下を出力 print("time out!")
※selenium version 4.1.3で動作確認をしています(ブラウザのUIや属性値などが変更された場合、実行結果が異なる可能性があります)
実行結果
The page was loaded in time!
動画デモ
※字幕をONにすると解説のテロップが表示されます※