「cssSelector」の引数にcssセレクタを指定することで要素を取得することが出来ます。
cssはスタイルシートと呼ばれ、Webページに対してレイアウトやデザインを施す為の言語を表します。また、cssセレクタはcssのレイアウトを施す場所(対象)を意味しcssセレクタには、タグ名,id属性,class属性などを指定していきます。
下記サンプルでは、検索テキストボックスの要素を取得する為、クラス属性である「.gsfi」を「cssSelector」の引数に指定していることが分かります。
※要素取得の詳細についてはこちら
説明
◆メソッド ・public static By cssSelector(java.lang.String selector) ◆使用形態 ・By.cssSelector("selector") ◆備考 ・引数に取得したい要素のCSSセレクタを指定することで、要素を取得できる ◆関連項目 ・アクティブな要素を取得する ・class属性から要素を取得する
サンプル
import org.openqa.selenium.By; import org.openqa.selenium.Keys; import org.openqa.selenium.WebDriver; import org.openqa.selenium.WebElement; import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver; public class WebTest{ public static void main(String[] args){ //Chrome制御のためChromeDriverのパスを指定 System.setProperty("webdriver.chrome.driver", "D:\\AutoTest\\chromedriver.exe"); //Chromeを起動する WebDriver driver = new ChromeDriver(); //指定したURLに遷移する driver.get("https://www.google.co.jp"); //Googleの検索テキストボックスの要素をCSSセレクタ(クラスセレクタ)から指定 WebElement element = driver.findElement(By.cssSelector(".gsfi")); //検索テキストボックスに"Selenium"を入力 element.sendKeys("CSSセレクタとは?"); //Enterキーを押下してGoogle検索を実行 element.sendKeys(Keys.ENTER); } }
※selenium version 4.1.4で動作確認をしています(ブラウザのUIや属性値などが変更された場合、実行結果が異なる可能性があります)
実行結果
動画デモ
※字幕をONにすると解説のテロップが表示されます※