「activeElement」を実行することで、実行時にアクティブになっている要素を取得することが出来ます。
下記のサンプルでは、Chromeを起動させGoogleトップページに遷移しています。遷移直後はカーソルは検索テキストボックス内に存在しています。つまりこれは検索テキストボックスがアクティブな要素であることを意味しているので、「activeElement」を実行することで検索テキストボックスの要素を取得することが出来ます。
※要素取得の詳細についてはこちら
説明
◆メソッド ・WebElement activeElement() ◆使用形態 ・driver.switchTo().activeElement() ◆備考 ・戻り値はアクティブなWebElementであるが、存在しない場合はBody要素を返す ◆関連項目 ・class属性から要素を取得する ・id属性から要素を取得する
サンプル
import org.openqa.selenium.WebDriver; import org.openqa.selenium.WebElement; import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver; public class WebTest{ public static void main(String[] args){ //Chrome制御のためChromeDriverのパスを指定 System.setProperty("webdriver.chrome.driver", "D:\\AutoTest\\chromedriver.exe"); //Chromeを起動する WebDriver driver = new ChromeDriver(); //指定したURLに遷移する driver.get("https://www.google.co.jp"); //アクティブな要素(検索テキストボックス)を取得 WebElement element = driver.switchTo().activeElement(); //アクティブな要素に"アクティブな要素に入力"を入力 element.sendKeys("アクティブな要素に入力"); } }
※selenium version 4.1.4で動作確認をしています(ブラウザのUIや属性値などが変更された場合、実行結果が異なる可能性があります)
実行結果
動画デモ
※字幕をONにすると解説のテロップが表示されます※