「get」はブラウザのアドレスバーにURLを入力しEnterキーを押下した時と同じ動作をします。
ブラウザ依存の動作になってきますが、基本的に「get」実行後はアドレスバーに直接URLを入力した場合と同じく、ブラウザの戻るボタンが有効になります。また、戻るボタンを押下することで遷移前のアドレスに戻ります。
下記のサンプルではまず、Chromeのインスタンスを生成することでChromeブラウザが立ち上がります。この段階ではまだアドレスバーが未入力であるため、どのページにも遷移しておらずブラウザには何も表示されていません。続いて「get」の引数に遷移したいURLをダブルクオーテーションで囲んで指定することで、Googleページに遷移していることが分かります。
説明
◆メソッド ・get(url) ◆使用形態 ・driver.get(url) ◆備考 ・ー ◆関連項目 ・クッキー名を指定して削除する ・全てのクッキーを削除する
サンプル
from selenium import webdriver from selenium.webdriver.chrome import service #ChromeDriverのパスを変数に設定 CHROMEDRIVER = "D:\driver\chromedriver.exe" #ChromeDriverのstartとstopを制御するServiceオブジェクトを介してパスを渡す chrome_service = service.Service(executable_path=CHROMEDRIVER) #Chromeを起動 driver = webdriver.Chrome(service=chrome_service) #指定したURLに遷移 driver.get("https://www.google.co.jp")
※selenium version 4.1.3で動作確認をしています(ブラウザのUIや属性値などが変更された場合、実行結果が異なる可能性があります)