「key_down」「click」「perform」を連続で実行することでキーボードを押下しながら(要素を)クリックすることが出来ます
下記サンプルでは、まずキーボードを押下した状態のままにする「key_down」を実行しています。このメソッドは引数に指定したキーを押下したままの状態にします。続いて「click」の引数にクリック対象の要素を指定し、最後に「perform」を実行することでこれまでのメソッドをビルドした後、実行していきます。
※アクションについてはこちら
説明
◆メソッド ・key_down(*args) ：キーボードを押下 ・click(element) ：左クリック ・perform ：処理の実行 ◆使用形態 ・driver.action.key_down(:shift). click(element). perform ◆備考 ・特になし ◆関連項目 ・押下したキーボードを指定したタイミングで離す ・キーボードを押しながら特定座標をクリックする
サンプル
require 'selenium-webdriver'
# Firefoxを起動
driver = Selenium::WebDriver.for(:firefox)
#指定したURLに遷移する
driver.get('https://www.google.co.jp')
#リンクテキスト名が"Gmail"のリンク要素を取得
element = driver.find_element(:link_text, 'Gmail')
#Controlキーを押下しながら"Gmail"のリンクをクリック
driver.action.key_down(:control).
click(element).
perform
※selenium version 4.1.0で動作確認をしています（ブラウザのUIや属性値などが変更された場合、実行結果が異なる可能性があります）
実行結果
動画デモ
※字幕をONにすると解説のテロップが表示されます※
